谷川俊太郎の33の質問に答えてみた
1.金、銀、鉄、アルミニウムのうち、もっとも好きなのは何ですか?
銀。いぶし銀の味。毒を検知できるというのも、実際試したことはないけど、意味ありげだし。
2.自信をもって扱える道具をひとつあげて下さい。
うーん。包丁とか・・・調理器具、裁縫道具一般。一応、手先は器用だった(と過去形なのが悲しい)
3.女の顔と乳房のどちらにより強くエロチシズムを感じますか?
これは男への質問か? 男じゃないから、よーわからんが、表情があるぶん、顔の勝ち、かな?
わたしが男に対して感じるエロチシズムは・・・仕事かなにか(職人なら最高!)に熱中しているときの懸命さ。
少なくともパーツではない。
4.アイウエオといろはの、どちらが好きですか?
平仮名のあいうえお。形も美しいし、基本だから。
5.いま一番自分に問うてみたい問いは、どんな問ですか?
才能がないとわかっているのに、いつまで「文学」にしがみついているの?
と、この質問に答えたくないからこの企画に乗り遅れた。
6.酔いざめの水以上に美味な酒を飲んだことがありますか?
酔うほど酒が飲めないので、わからない。
7.前世があるとしたら、自分は何だったと思いますか?
ふつーの人間。
どっちにしても記憶の伝承はないけど、動物だったら、なおさら言語で伝承されないからつまらないだろう。
8.草原、砂漠、岬、広場、洞窟、川岸、海辺、森、氷河、沼、村はずれ、島―どこが一番落ち着きそうですか?
海辺。穏やかな海辺の木陰でぼーーとしていたい。
とにかく、水の見える風景だと落ち着く。
9.白という言葉からの連想をいくつか話して下さいませんか?
なにも書いてない、未使用の紙。最初の一文字を書き込むのが、恐いような楽しいような。
そして、やっぱり清潔な下着、Yシャツ、学生のソックス。おろしたときの肌触りが好き。
10.好きな匂いを一つ二つあげて下さい。
夕方、通りがかりのどこかの家から漂ってくる煮物やカレーの匂い。
外遊びから帰ってきた子どもの、日向臭い髪の匂い。
11.もしできたら「やさしさ」を定義してみて下さい。
困っているとき、言葉をかけないでそっと見ていてくれること。
(聞いたら答える用意、助けをする用意をし、聞かれなかったらだまって立ち去る)
12.1日が25時間だったら、余った一時間を何に使いますか?
毎日が25時間だったら、これがあまった一時間だという意識はしないでしょう。
ほんとの寿命は何歳までで、これから先は余命です、とは感じないように。
つまり、せっかくだから有効に使おうとは思わないと思う。
13.現在の仕事以外に、以下の仕事のうちどれがもっとも自分に向いていると思いますか?
指揮者、バーテンダー、表具師、テニスコーチ、殺し屋、乞食。
そもそも、自分の仕事、というのがなにを指すのかな。
職業だとすると、わたしは無職なのですが・・・
能力的にできそうで、なおかつやってみたい仕事は、表具師。
子どもが小さいときは障子貼りやふすまの張替えも自分でやっていた。
14.どんな状況の下で、もっとも強い恐怖を味わうと思いますか?
うーん。あまりよく知らない土地で大地震とかの災害にあい、建物に押しつぶされた状態で、
自分の存在が気づかれないとき。かな?
15.何故結婚したのですか?
多少知っている家同士のお見合いなので、愛だの恋だの情熱だのではなかった。
もちろん、自由意志で断ることもできたわけだが、なぜYESと言ったか・・・
決め手は、家族の様子がよかったから。とくに、義父が(外見ではなく)カッコよかった!
わたしの横にいる人は、いまはヘナチョコだけどン十年後に、こうなるかも。と期待を抱いた。
結果?! zzzzz
16.きらいな諺をひとつあげて下さい。
なんだろう。「蛙の子は蛙」 希望も発展もないじゃん。
かといって、「鳶が鷹を産んだ」 も失礼な気がする。
どっちにしても、決め付けるような諺はいやだな。
17.あなたにとって理想的な朝の様子を描写してみて下さい。
ここちよい部屋で目覚めて、今日はなにもすることがない、とわかり、またウトウトし、
なおかつ、起きればおいしい朝食が一番いいタイミングで供される。
・・・なんて、ありえないけど、念のためオーダーを言っておこう。
新鮮なミルク。グレイプフルーツジュース。新鮮なサラダを少々。トーストか甘さをおさえたパン少々。
果物たっぷり。チーズひとかけら。食欲によっては美味しいソーセージ(これはなくてもいい)。
食後にコーヒー。
そのあと、も一度ベッドで寝られたら、もう最高!
18.一脚の椅子があります。どんな椅子を想像しますか?形、材質、色、置かれた場所など。
上質の木でできた、背もたれが高くて腰のあたりがほんの少しカーブをえがいた椅子。
庭から柔らかな光が差し込む、静かな部屋。これに美味しいクッキー少々、紅茶、読むべき本があれば最高。
19.目的地を決めずに旅に出るとしたら、東西南北、どちらの方角に向かいそうですか?
方角でいえば、北か東、かな? なんとなく。
20.子供の頃から今までずっと身近に持っているものがあったらあげて下さい。
少し長くなります。
母の実家は、戦前、海外に輸出もするほど大きな商売をしていて、伯父(母の兄)は何度か
外国(イラン、イラクあたりらしい)にも行っていたらしい(もちろん、船で)。
らしい、というのはわたしがものごころついたころには伯父は死んでいたし、商売は傾きかけていた。
父が急死したとき、葬儀に駆けつけた祖父は脳梗塞で倒れ、半身不随になった。当時だから自宅療養。
葬儀や後始末をおえた母がようやく祖父の見舞いに行ったとき、祖父はオヨオヨ泣きながら喜び(田中角栄状態)、
枕もとにあった小引き出しから不自由な手で宝石、貴石を一掴み取り出し、母に手渡した。
それは、亡き伯父がバザールかなにかでバラで買ってきたものだ。
そのうち、わたしの誕生石であるルビー4粒(すごい「もの」を想像されると困る。米粒くらいの大きさ)を、
母がずっと保管しておいてくれ、成人してから、指輪、ペンダントトップ、イヤリングに加工して持たせてくれた。
子どもが次々生まれ、ちょうど4人になったので(そのために計算したわけではないが)、
4人それぞれにまた加工しなおして、持たせたあげた。
それが、一番、印象深い「もの」
ちなみに、母の実家は没落し、墓しか残っていない。諸行無常・栄枯盛衰・・・
21.素足で歩くとしたら、以下のどの上がもっとも快いと思いますか?
大理石、牧草地、毛皮、木の床、ぬかるみ、畳、砂丘。
木の床。次は畳。硬さとひんやり感がほどほどだから。
大理石だと冷たすぎ、毛皮だとナマナマしいし、砂丘は子どものころから散々歩いているので、もういい。
牧草地やぬかるみは足の裏の感触が気になりそう。
22.あなたが一番犯しやすそうな罪は?
駐車違反とか。。なんて答えを求めているんじゃないよね。
うーん。生きていること自体が罪、ではないと信じたいが・・・
23.もし人を殺すとしたら、どんな手段を択びますか?
家族を人質にとった凶悪犯が、わたしをあなどって、あるいは存在に気づかれないで、という状況だったら、
包丁かなにかで体当たりして殺せるかも。。。
24.ヌーディストについてどう思いますか?
お好きなように。
でも、自分たちの趣味だか主義だかしらないけど、なにも公衆の面前で示威するほどのテーマじゃないと思うけどなあ。
25.理想の献立の一例をあげて下さい。
その時期の食材をつかったシンプルなものが結局一番美味しいと思う。
季節によっても、そのときの体調によっても違うから、ケースバイケースとしかいえない。
ダウンしたときは、ふだんあまり好きではないスポーツドリンクが甘露だったし。
26.大地震です。先ず何を持ち出しますか?
現金。今の日本だったら、丸一日をなんとかしのげれば救援の手が届くと思う。
とりあえず、でも、そのあとでも、必要なものを買うには現金。
27.宇宙人から<アダマペ プサルネ ヨリカ>と問いかけられました。何と答えますか?
え? と口をあけて絶句するか、とりあえずにっこりするか・・・
28.人間は宇宙空間へ出てゆくべきだと考えますか?
べき、とは思わないけど、たぶん、人類はどの分野にしても境界というものを越えたいのだろうと思う。
それがたとえ破滅への道だとしても。
でも、たとえば、地球滅亡の日が迫っています。人類の半分が宇宙へ行く権利があるが、あなたはどうするか、
と問われたら、わたしは残ると思う。
29.あなたの人生における最初の記憶について述べて下さい。
戦後の混乱から復興したころで、父親がカメラに凝り始めたらしい。
庭で兄とわたしを何度も歩かせて写真を撮っていた。
わたしと兄は、くすぐったいような照れくさいような気分で、何度も往復していた。
白黒の写真が残っている。それを見ているので、記憶として残ったのかもしれない。
30.何のために、あるいは誰のためになら死ねますか?
人のために自分が犠牲になって死ぬ、なんて嘘っぽいと思う。
まして主義や信条のためなんて、ブルブル。
23の答えのような状況で、犯人と刺し違えて死んじゃうってことならあるかも。
31.最も深い感謝の念を、どういう形で表現しますか?
ただ、「ありがとう」と丁寧に言う。(万感の思いをこめて)
32.好きな笑い話をひとつ、披露して下さいませんか?
えーっと・・・ないです。(ほんとに、つまらない人間だなあ、わたし)
33.何故これらの質問に答えたのですか?
くらさんちで始まった局地的ブーム。十人十色。それぞれの答えが面白かった。
アップが遅れただけで、じつは、くらさんち「3っつ数えて目をつぶれ」で見たあと、すぐに書いていた。
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