イグアスはでっかい水



イグアスの滝は、アルゼンチンとブラジル国境を流れるイグアス川が大きく折れ曲がった地点。
ブェノスアイレスから空路、2時間。そこからバスでイグアスの滝へ。
”igu”は水、”azu”は壮大、という意味。つまり、でっかい水。
ながらく個人の土地だったのが、えーっと・・・なんとか氏(笑)がこの滝のすばらしさと保護の必要性を訴え、国が管理するようになり、乱開発を免れたのだそうだ。
いまや、世界遺産にも登録され、観光資源として国の経済に貢献し、地球規模で自然環境に貢献している。
世界三大瀑布。ナイアガラは高低差で、ヴィクトリアは水量で、そして、イグアスは横幅で世界一だそうだ。
たしかに、幅が広い。

 

 


ビジターセンターからトロッコ列車で10分、そこから先は歩行者用のスチールの遊歩道を歩く。
遊歩道は、何度も折れ曲がり、枝分かれしている。
歩いても歩いても、満々とした川。そして、滝が続いている。
川の水は、泥を含んで、この壁紙のような色をしている。


  ← 右下、岩のあいだに遊歩道。白い点々が人間

   ← ここも、右側に、遊歩道のでっぱりが写っている。










どこまで行くの、というくらい歩いた最後に クライマックスの“悪魔の喉笛”と呼ばれる鍵の手になった部分にたどりつく。
ここは、迫力だった。   


 


それだけに、この部分だけデッキが広くなっていて、観光客がワンサカ。
観光客目当ての写真屋も、脚立持参で待ち構えている。
人と人のあいだをかいくぐっての撮影。


翌日はバスで国境を越えて、ブラジルに入国。
川下から滝を見上げるコース。
水着、またはTシャツのうえから救命胴衣をつけ、ロフティングボートに乗り、川をさかのぼり、滝のしぶきを浴びる。
ところどころ、虹がアーチを作っている。
ブラジル側の遊歩道コース(滝のすぐそばまで行ける)を選んだ人もあり。いろいろなコースで楽しめる。

水しぶきを浴びると聞いていたので、カメラは持参せず。映像なしです。スイマセン


しかし、これだけ壮大な自然を前にすると、でっかい! すごい! 以外、表現する言葉が浮かばないのが、われながら情けない。
というか、負け惜しみか(?)、やっぱり、わたしの関心は人間にあるのです。
自然公園入り口から遊歩道まで乗ったトロッコ列車が楽しい。

 

 


どこの言葉かはわからないがいろんな言語が耳に入ってくる。
地元の大家族といっしょになった。
添乗員の通訳で会話する。
15歳のサッカー少年カルロス君は、はにかみながら「いつか日本のチームに入りたいな」と言っていた(父親に言わされていた  笑)
つぎに乗り換えた列車では、スペインから来たというイケメン大学生のバックパッカーと、片言で会話をした。
知的障害のグループが、ボランティアにサポートされながら、景観を楽しんでいた。
高齢者用には車椅子(車輪が、すごく太くて安定感があった)が提供されていた。
いろんな肌の、いろんな年齢の人々が自然を満喫していた。
広大な自然の中では、気持ちが開放的になり、すれちがう人と笑顔で挨拶を交し合う。
空はどこまでも高い。
滝のそばでは、風向きによって、まるでシャワーのように水しぶきが降ってくる。
マイナスイオンやらフィトンチッドやらが、あたりに満ち満ちている。
自然のエネルギーを浴び、心身ともにリフレッシュできた二日間だった。

ま、イグアスの滝の景観については、もっとすぐれた情報や画像を、各自ご参照ください。


ところで、日帰りであってもブラジルに入国するためにはビザを申請する必要があり、それには、通常の倍くらいの大きさの証明写真が必要だった。
申請手続きはすべて旅行社が代行してくれたのだが、出発数日前、「両親の名前」の問い合わせがあった。
「秘密の暗号」とでもいうのだろうか、人によっては違う質問だったらしい。
たしかに、パスポートやビザは簡単に(?)偽造できる。書かれた氏名や生年月日は暗記できる。
しかし、両親の名前を聞かれて、もし偽者だったら、とっさに答えられるものではない。
なるほど〜



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