旅に出ると
旅に出ると、多くの方が語っておられることだが、世界の中の日本が見える。
そして、自分を見つめなおすことができると思う。
旅は好きだ。でも、国内は自分で行き先や交通の便を調べるが、海外旅行は交通社のパックツアーか、
今回のように夫の仕事関係に同伴、でしか行ったことがない。
つまりあらかじめ設定されたコースを案内されてついていくパターン。
フリーハンドの旅も憧れるが、安全と手続きの手間を考えると、なかなかバックパッカーというわけにはいかない。
パックツアーは拘束されるが、それでも、自由時間はなるべく町をぶらついたり、
地元の人が使う店をのぞいて、土地の空気にふれてみる。
アラブの人は、ゆったりした服の裾がひきずるのもかまわずのんびり歩いていた。
ミラノの街を歩く人は、みな、とてもお洒落だった。
アラブ風の彩りもエキゾチックで素敵だったし、ミラノのシックな街も素敵だった。

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海岸でスッポンポンになって遊ぶ子ども。 建国記念日を海岸でノンビリ楽しむ市民 人出をあてこんで観光ラクダが歩いていた
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外人(わたしたち)を珍しげに見る男たち。 日陰に座り込んで携帯電話で長話をする男。
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TOYOTA車の荷台に、なぜか、MIKIHOUSEのTシャツを着た人がいたり、スークの土産物屋のウィンドウには電動式招き猫があったり、
こんな些細な物を見つけるのが楽しかった。
沙漠で子供用サンドバギーで駆けつけてきたガキンチョや、ミラノの公園で見かけた子どもたちは、
みな、幸せそうに笑っていた。
カメラを向けると、きゃっきゃと笑いながら恥ずかしがっていた少女は、どこにでもいる高校生だし、
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笑顔でポーズをとってくれたミラネーゼはちょっと大人。
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肌の色や宗教、風習は違っても、「人」の営みはどこでも同じなんだな、と、なんだかホッとしたりもする。
これも旅の効用。
今回の旅は業界関係者。顔見知りではあるが、個人的にそれほど親しいわけではない。
しかし、同じメンバーで一週間以上も行動を共にしていると、親近感が深まるし、互いのキャラも見えてくる。
わたし以上のせっかちがいるかと思えば、終始おっとりと動じない人もいる。
笑いをとるつもりはなかったのに、「うみのさんって、意外に面白い人ですね」と言われた。
へ? わたしはどう見られていたのだろう? 思わず自分をふりむいてしまった。
ま、これは小さなことだが、旅の効用というのは、案外こういう小さな発見にあるのかもしれない。
そんなこんな考えながら家に帰り、ああ、やっぱり家が一番落ち着くわ。日本って、案外いい国だわ。
と、渋茶をすする幸せ。・・・・これが、旅の一番の効能かもしれない。
【おまけ】
ホテルのショップには、パシュミナやテーブルクロス、ビーズのバッグなどが並べてあった。
「Handmade.very good」と薦めるので、「どこの産だ?」と聞くと「Indian」と言う。
「Local handmade products はないのか」と聞いたら「NO! Oil only」と笑いながら答えが返ってきた。
たしかに。あんな豊かな国で、シコシコと内職などするわけがない。
というわけで、今回の土産はインド産のクッションカバーとイタリアの飛び出す絵本。
← スークで買ったクッションカバー(一枚千円弱)、ホテルのショップより2割くらい安かった。
↑ 飛び出す絵本『ピノッチオ』。この店のオヤジは片言の日本語で愛敬をふりまいていた。
(一応、このページは和風の色使いにしてみました。)