おまけ



日本を発つとき、5センチ角の折り紙をバッグにしのばせていた。
初日のホテルのロビー、家族連れがいた。2・3歳の女の子が退屈そうにケンケンをして遊んでいた。
ピンクの紙で鶴をあらかた折り、最後のところだけ女の子の目の前で畳んでから、羽根をひろげて見せた。
女の子は恥ずかしそうにしながらも、びっくりと嬉しい、という表情で受け取った。
お母さんは「まあ。きれい」とわたしに微笑みながら、「なんて言うの」と、お礼を言いなさい、と
いう意味のことを女の子に言う。女の子はモジモジしている。
側にいたお兄ちゃんは「いいものもらったね、よかったね」と、女の子の手元を覗き込む。
ここらは日本も同じ。と微笑ましい。
そのお母さんは「オリガミ」という言葉を知っていた。

ケープタウンでダウンしたわたしを現地スタッフがとても気遣ってくださった。
サファリで復活したお礼に、南アのナショナルカラーの折り紙で人数分の折り鶴を折って、
一人一人に手渡した。
「Present for You with much Thanks.This is Symbol of World Peace」
日本に暮らしている人、奥さんが日本人という人はヒロシマにつながる意味も知っていたようだ。
一番若いスタッフは、その場で手帳を破って、折り鶴を折って返礼してくれた。
ちょっとぶきっちょな Paper Crane 。

サファリ。ロッジの従業員たちが住むビレッジを訪れた。
120人ほどのサンガン族が、ロッジでメイド・運転手・庭の手入れ・洗濯などの
仕事に従事している。
ビレッジには保育園、学校、教会兼病院が備えられていた。
昔の建物なども保存され、村の長老が次世代に文化と伝統を継承しているという。

  
   (集会所でくつろぐ親子)       (保育園。隣りに学校、教会兼診療所もあった)


案内してくれた男性の子どもに折り鶴をプレゼントした。
それを見て、小学校の先生らしい女性が わたしに「Wait Wait」と言いながら、あわてて教室へもどっていく。
なんだろう、と待っていると、色紙をもってもどってきた。
あ、折り方を教えてくれと言うのかな、と思ったら、 「これはキリンの首だ」と、もう片方の手の中を見せる。
なるほど、キリンの首らしき折り紙。たてがみのようなものも折ってある。
「これを前に来た人が折ってくれたが、下半身がない。足のところを折ってくれ」 と言うのだ。
うーん。胴体と四本足を折る技術は持ち合わせていない。
「Sorry. Too difficult」と謝っておいた。
折り鶴だけでなく、いろいろな折り紙をマスターしなくては・・・

でもまあ、折り鶴外交はできたかな。



わたしのお土産を少しだけ公開しよう。

バングル。象の尻尾の毛を使った装飾品。


この黒い部分が象の尻尾。金色の部分は9金。



ROOIBOS TEA(活性酸素を消す働きのあるSOD(抗酸化物質)に似た物質の 含有量が高いというハーブティ)

あとは、チョコレート。
南アの人はチョコレートが好きらしい。いろんな種類やかわいい形のが、棚にずらっと並んでいる。
数種類買ってきたが、どれもおいしかった。








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