オランダ在住二女の帰国時期が近づいた。引越し手伝いという口実で出かけようかな。
と内心目論んでいると、二女は、手伝いはいいから、この機会に小旅行をしようよという。
三女も夏休みを早めに取るという。
では、と「親子旅U」を組むことに。
三人それぞれの予定を調整しているあいだに、どんどん日がすぎ、オランダ行きの航空券の入手がどんどん困難になってくる。
それでは、ツアーに乗っかり途中から個人でオランダに行く、という手はどうだろう。
これなら一石二鳥、とあれこれ調べてみた。
JTBの「個人で旅する」プラン(往復航空券とホテルがセット)なら毎日催行しているし、延泊や延長も可能という。
ホテルのランクや日程によってこまかく分類されている料金を計算しながら、あれこれ調整の結果、
7月14日出発の「パリ4日間」、ホテルはオペラ座地区Bランクで、わたしと三女の二人分を申し込む。
オランダ二女は個人で同じホテルを2泊分予約し、遅れて合流。
パリ観光のあと、オランダの二女宅へ行き三泊。
わたしと三女だけ、またパリへ戻って帰途につく、ということに決定。
旅行社に申し込んだのは、すでに出発まで一月を切っていた。
しかも、夏休み、一番のシーズンである。はー・・・かなりの綱渡りであった。
パリは初めて。折角なので、効率よく観光したい。
現地ツアーを探すが、すでに日が迫っているので人気ツアーは満席。ネットでHISの「ヴェルサイユ半日観光」を申し込む。
よくよく見ると、「チケットは郵送、あるいは、現地事務所で受け取り」とあるが、どちらも時間的に余裕がない。
あわててEメールで現地に問い合わせるが、時差の関係で、返事は半日遅れである。
「カードでの決済終了後、精算書をファックスで送るので、それをチケット代わりに持参してください」
「では、カード番号はこれこれ。ファックス番号はこれこれ。よろしく」。
ようやく、ファックスが届く。ほっ。
パリ⇔ロッテルダムのタリス(新幹線のような大陸をつなぐ列車)の乗車券、座席指定券は、二女が手配してくれることに。
しかし、便利な世の中になったものだとつくづく思う。
二女との連絡はEメール、旅情報に天気予報、カードの決済などはインターネット、すべてPC一つできるのだから。
ちなみに、半年のあいだにユーロが値上がりし、現在は 1ユーロ=170円!
10:05 セントレア発。JL437便。
朝はやい名鉄電車でセントレアに向かう予定だったが、台風4号が近づいている。
まだ接近はしていないので飛行機は飛ぶだろうが、電車の遅れがこわいので、急遽、セントレア隣接のホテルに前泊をする。
これも、ネットで予約。
台風に追われるように、無事、出発。
同じく、7月14日、15:35 シャルル・ド・ゴール空港着。
出迎えのJTBさんがホテルまで送りながら、地下鉄チケットや、各種サービス券などくれる。
ホテルについたのが、夕方5時ごろ。
急げば美術館に滑り込める時間だったのだが、到着時に機が揺れて、三女が酔ってしまいダウン。
ひとまず部屋で休憩してから、明日のHISのツアーバスの集合場所を確かめながら、散歩に出かける。
表通りのあちこちにオープンエアのカフェがあり、椅子やテーブルが歩道に並べられている。
いかにもパリって感じ。
オペラ座の外観。
近くから見上げると、豪華な装飾がわかる。
しゃちほこのように左右に金ピカ光っているのは、音楽の女神と踊りの女神像。
円柱のうえの丸窓のような部分には、著名な作曲家の彫像がはめ込まれている。
徐々に元気になった三女。
じゃあ、もう少し歩こうか。ここをまっすぐ行くとルーブル美術館だけど。
ルーブルのピラミッド。
緯度が高いので、7時・8時でもまだ明るい。
適当にみつけたレストラン、店の前のメニューで料金を確かめてから入る。
フランス語のメニューは、当然ながら読めない。ところどころ単語を判じながら、前菜とメインディッシュ、デザートを注文。
味はまあまあだが、量が多くて閉口する。
ホテルに戻ったのは9時すぎだが、あたりはようやく夕暮れになるくらい。
7月14日は革命記念日。
エッフェル塔付近で花火が上がるそうだが、これでは打ち上げは深夜だろう。
歩いているとちゅう、あちこちで爆竹が鳴ったり、ホテル周辺も夜遅くまで騒がしかった。
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